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第3章: 出産の準備

出産予定日が近づくにつれ、準備すべきことの多さに圧倒されました。看護師として出産の現場を知っている妻でさえ、「自分のこととなると全然違う」と言っていました。

まず取り組んだのは、やるべきことをリストアップして優先順位をつけること。ふたりで週末ごとに少しずつ進めていきました。

妊娠36週頃から、入院バッグを玄関に用意しておきました。中身は大きく3つに分けると管理しやすくなります。

  • 陣痛〜出産用: 飲み物、軽食、リップクリーム、テニスボール(腰のマッサージ用)、充電器
  • 入院生活用: パジャマ、授乳用ブラ、産褥パッド、洗面用具、退院時の服
  • 赤ちゃん用: 肌着、おくるみ、おむつ、退院時の服、チャイルドシート

バースプランとは、お産の希望を事前にまとめたものです。すべてが計画通りにいくわけではありませんが、自分たちの希望を医療チームと共有しておくことで、安心感が生まれます。

私たちが話し合ったのは、立ち会い出産の希望、痛みへの対処法の選択肢、カンガルーケア(出産直後の肌と肌のふれあい)の希望などでした。

茨城の実家から届いたベビーベッドを組み立て、小さな肌着を並べて。部屋が少しずつ「赤ちゃんのいる空間」に変わっていく過程は、とても幸せな時間でした。